テレビを捨てて本を読もう

ただの本の感想、紹介、アウトプット用のブログです

文学

【感想・考察】村上春樹 アフターダーク/村上春樹が世界と関わりを持つようになってきた?

村上春樹の長編小説の中では新しい部類に入るアフターダーク。 アフターダーク (講談社文庫) 作者:村上春樹 講談社 Amazon 前回といってもしばらく前にスプートニクの恋人について書きましたが今みると中々トンチンカンなことばかり書いている気がしますね。…

【感想・考察】村上春樹 スプートニクの恋人/世界はなんでもあちらとこちらに分けなくてもいいんじゃないかという話

村上春樹の長編作品を時系列順に読破しよう数年前から過去作から順番に読み進めているのだが、中々最新作まで行きつけない。一つの作家の作品を集中的に読むというのはその作家の思考に近づくという意味では有効だと昔何かの本で読んだ気がするけど、ある程…

【感想・紹介】カラマーゾフの兄弟/良い本はやっぱり世界観を変えてくれる

凄い本を読むと、やはり自分の価値観に変革を起こしてくれます。 この本も間違いなくその部類に入る凄い本です。 言わずと知れた、文学史に残る世界的傑作の一つ、「カラマーゾフの兄弟」です。 見るからに長そうだし、あまりにも傑作言われて前評判が高すぎ…