テレビを捨てて本を読もう

ただの本の感想、紹介、アウトプット用のブログです

読書する意味とか効果とか

初めまして。

 

コロナウィルスで休みが増えたりして時間も出来たので、せっかくなので今まで読んだ本とか、これから読む本なども記録やアウトプットも兼ねて紹介出来ればいいなと思って今更ながらブログを始めてみました。

 

読書を勧める読書法の本や記事や動画なんかでも、読書のメリットについては今や至るところで語り尽されているかとは思いますが、僕も自分の考えを自分なりに整理するという意味も合わせて書いてみたいと思います。

そもそも僕がまともに本を読むようになったのも大学を卒業してからのことで、それまでは漫画くらいしかろくに読んでなかったので、今思えばもっと早いうちから色々読んでおけば、今は全然違った人生になっていたかもなぁとすごく後悔したりもします。

 

僕が本を読むようになったのも、千田琢也さんの「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。」という本に書いてあった、「本を読まない貧乏人はたくさんいるが、本を読みすぎで貧乏になった人はいない」、ようなことを真に受けて、「じゃあとりあえずたくさん本読めば金持ちになれるんやな!」とか適当な理由からでした。 

今読み返してみると、読書をする人は顔が左右対称になるとか、借りた本では身に付かないから本は買うべき、とか眉唾なことも書いてありますが、結構ハッとさせられることや読書欲が湧いてくるようなこともたくさん書いてあります。

本は全部読む必要はない、積読でも立派な読書、などといった考え方は当時の自分にとっては目から鱗でした。

読書をすること自体をワクワクさせてくれるような、読書をする良いきっかけとなった本でした。

 

今だったらこういったビジネス書は手に取らないかもしれませんが、それからまずは自己啓発本やビジネス書を色々読むようになり、今まで本を読んで来なかったこともあって、読み始めた頃は新しく読む本全てが新鮮で、読む度に知恵がついて成長しているような気がして楽しかったです。

 

 一時期は読む量を増やすことが目的になってしまって、読んで満足してしまう自己啓発病にもなってしまいました。

もちろん今でこそ、本を読んでも影響を受けたことを実行に移さなければ実を結ばないし、読むこと自体が目的になったりしてしまっては本末転倒だということも分かるようになったんですが(小説とかは読むだけでも世界観が広がったり、読解力や思考力を鍛えられる面もあると思いますが)、定期的に読むことでやる気のスイッチをオンにしたり、今自分がどれだけ実践出来ているか省みることができる点もあって今でも時々気になったものは読んでます。

 

 今は本をたくさん読んだからといって別にお金持ちにはなっていないのですが(むしろ収入自体は減ったんじゃないかというくらいですが)、

収入よりも残業とかなくてやりたい系統の仕事をやれればいいかな、という考えのもとに行動していった結果、今は割と自分の望んでいた生活が出来ている気がします。

 

なぜ読書なのかという問いに戻ると、やはり本を読む一番の意味、メリットとしては自分の人生を変えるきっかけとなるものの中でも、最も身近でお手軽なのが読書といってもいいでしょう。

人生を変える主な出会いとして、人との出会い、映画との出会い、本との出会い3つの出会いがあるのですが(これも何かの本で読んだのですが、すみません忘れました。)、

人との出会い関しては、受けるインパクトとしては一番大きいものだと思いますが、人生を変えられるほどインパクトのある人との出会いは探そうと思ってもそうそうあるものではない、時に悪いインパクトを受けてしまう出会いもある、人間関係を変えるというのは少々ハードルが高い、などといった難しさもあります。

 

映画に関しては、映像での訴求力の強さ、長くても2,3時間で見終ることができ、深い感動や人生に対して教訓を得ることが出来る、という時間対効果の高さについていえば、読書に勝るかもしれません。

 

ただやはり、自分の興味のある事、仕事で必要な知識、価値観を変えてくれる人生訓、違う世界に連れていってくれる物語、等々自分の目的に応じて学べる本こそが最も理にかなったツールなのではないかと思います。

また、例えばコミュニケーションについての本を読むことで身に付けた知識を、人との出会いにおいても実践していくことができる、小説を読むことで身に付けた感性や読解力で、映画を観る時もより深く味わうことが出来る、など、人や映画との出会いにおいても相乗効果をもたらすことが出来ます。

 

本を読む際にも、哲学書や心理学の本を読んだ知識のおかげで難しい小説を理解出来るようになったり、と知識が有機的に結びついてどんどん読書をすることが楽しくなっていきます。

 

何か本を読んでいる時に、その本の中で気になったことについてまた別の本を読んでみて、というように読めば読むほど、どんどん自分の頭の中の世界が広がっていきます。

本を読むようになった今、もはや読書はただの知識を得るためのツールではなく、人間関係と同じように人生において不可欠な要素の一部といっていいかもしれません。

 

  • 本とは人類が積み重ねてきた知恵そのものである

ITが発達し簡単に必要な情報が得られるようになった今こそ、一冊の本にじっくりと向き合って考えることが大切だとかは色んな所で言われているかと思いますが、確かにその通りだと思います。自分自身との対話によって思考を深められるという点では、やはり読書によって文字を追うことが一番手っ取り早くお手軽ではないでしょうか。

 

みんながネットで何でも調べて、本を読む人が少なくなった今、本を読んで考えることが出来る人は読まない人達を超えていける可能性がぐっと高まります。

ネットでもお手軽に必要な情報を得ることは出来ますが、やはりそれだけでは情報どまりで、自分の血肉となるまで知識を昇華することが出来ません。

 

もちろん本なんて全く読まなくても結果を出してる人もいれば、本を読んでるけど知識ばかり増えて何の結果も出せていない人もいます。

実社会で結果を出すには実践の場での行動し経験を積まなければ本だけ読んでいても頭でっかちになるだけです。

けれど同じ仕事をしていて本を読む人と読まない人では、大きな差がつくでしょう。

家庭や職場など、限られた人間関係、生活環境の中だけで生活していればその中での考え方、価値観しか育ちません。

人類はこれまでの歴史の中で積み重ねてきた叡智を書物として残してきました。

本とは、人類がこれまで何千年にもわたって蓄積してきた叡智といっても差し支えありません。

本を読むことで、それらの叡智を自分の血肉として活かすことができます。

 

僕も軽度のASDADHD持ちのコミュ障な上に処理能力が低すぎるポンコツでしたが、本から学んだ会話術や仕事術でなんとかカバーしてやってこれました。

行動範囲も家からコンビニかスーパーくらいまでしかない超出不精でしたが、本から得た行動力やモチベーションで夢だった世界放浪の旅をしたり、中高時代は女子と2往復以上会話が続いたことがないくらいのレベルでしたが、今の奥さんとも出会って結婚も出来ました。

胡散臭いセールスみたいですが、確かに本を読んでいる人生と読んでいない人生では、全く違う人生になっていただろうなと思います。

本を読もうと思えば図書館でもタダで借りれるし、1円で買える古本もあるし、タダ同然で自己投資が出来るんであればまずはそこから始めてみるのもいいんでないでしょうか?

本を読むことにハマり始めたら、読みたい本があり過ぎて暇とか言ってる暇が無くなります。

空いた時間にテレビを見たりスマホでゲームをするのもいいですが、ただ何気なく過ごしてしまっているのなら非常に勿体ないことだと思います。

僕も昔はテレビやゲームも好きだったし、それで今まで時間を無駄にしてしまったと思ってなんとなくテレビやゲームを忌み嫌っていたのですが、嫁がテレビっ子なので仕方なく一緒に見ていたりすると、案外最近のテレビからはいくらでも楽しく学べることはあります。

ただやはりテレビやゲームは、どうしてもつい見入ってしまったり止められなくなる仕掛けになっているので、自分主体でなくなってしまいます。

なので我が家では気になる番組はもっぱら録画しといてCMカットしつつ早送りしたりとかして見てます。

別に何も娯楽を排して効率や成長にばかり気を取られることが人生ではないですが、やっぱり本という広い世界を知らないことは損だなあと思います。

 

というわけで、これからは色々良いと思った本の感想とか書いていきたいと思います。

お勧めの本などもありましたら教えてください。よろしくお願いします。